出来ない部分をお手伝いさせていただきながら

入浴していただきます・・・

 

普段は、なかなかお話ししてくださらない通所者様も

入浴の時間、職員と１対１になると

いろんなお話をきかせてくれます。

ご家族のことや、

体調がすぐれなくずっとお休みしている通所者を心配してるんだ・・という話

「実はね・・・みんなの前じゃ言えないんだけどね・・・」

なんてお話など・・

 

入浴の仕方がわからなくなってしまい、意思疎通をとるのも難しくなっている利用者様。

鏡に映る自分を見て、「誰かみてるぞ！！」と不穏になってしまう利用者様。

毎回職員も、体当たりされながら、ビチャビチャになりながらも

なんとか浴槽に浸かっていただき・・

そして、ホッとした瞬間

 

「なんだ、なんだか今日は気持いいな・・・」

「俺よ、本当は帰りたいのよ。。息子が待ってる家に・・」

「わかるか？」

と言われ、「わかるよー、わかるよー、逢いたいんだよねー」

と涙ぐんでしまいました。

遠く離れて住んでいる息子さん

ご自身の中では、まだ子供のままのようでした。。

 

昨日は、入浴後イイ香りのクリームを塗りながら

下肢マッサージをさせていただきました♪

「いまさら、こんなツルツルな足になってどうしょう！」

「娘時代は今の半分の脚の細さだったのに！」

「私もだよー！！」「娘に戻りたいねー！！（笑）」

なんてたわいもない話をしながら・・・

 

こうして、おひとりおひとりと向き合いながら

じっくりとお話できるのが、小規模デイサービスの良さだと感じます・・・

 

これからも、通所者様との２人だけの時間・・大切にしていきたいと思います。。